香川大学 工学部 下川研究室

研究概要/研究内容

研究室の基盤技術と目指す具体的な貢献分野

01

主な研究テ-マ (2016年現在)

(1)植物生体情報計測用のセンサデバイスの研究

MEMS技術を駆使して,従来にない超小型の「植物水分動態センサ」を実現し,作物,果樹の新梢末端や果柄等の細部を含む植物全体での水分動態測定を行なう.更に,植物ホルモン(エチレン等)を検出可能なガスセンサと組合せ,これらのセンサ技術の統合により,作物の生産性向上や高品質果実の安定生産に貢献する.

(2)産業計測・環境計測用のマイクロガスセンサの研究

産業計測や環境監視用ガスセンサの実現を狙いに,MEMS技術を用いて小型光学式(ラマン散乱法,吸光測定法)ガスセンサの研究開発を推進する.更に,将来的には,ガスセンサの高性能化を図り,疾病予防や健康管理用の呼気センサ(癌患者 特有の臭い成分の検知等)へと展開する.

(3)五感情報通信用の香り発生・再生デバイスの研究

香り発生・再生可能なマイクロデバイスを実現し,それを携帯端末やポ-タブル機器に内蔵させ,ユビキタス環境下での高付加価値通信(バ-チャルリアリティ 通信)の実現に資する.

IoT時代を変革する農業用センサプラットホ-ム の実現に向けて

02

超小型水分動態センサの構成とその特徴

03

ガスセンサの将来の応用分野・方向性と提案する光学式超小型ガスセンサ

04

五感情報通信用の香り発生・再生デバイス

05

PAGE TOP

お問い合わせ

香川大学 工学部 副学部長
下川房男様
TEL:087-864-2340
E-mail: